奇跡の癌（がん）生還プロセス 元貴三四郎 レビュー

私は左胸と左脇に違和感を感じたまま、暫くの間放置していたのですが、しこりが大きくなって来ている気がしたので、不安になり、昨年７月中旬頃、病院に診察行きました。嫌な予想は的中して、大きな腫瘍があり、明らかに末期の転移性乳がんと診断され、余命３〜４ヶ月との衝撃的な宣告を受けました。

しかし延命の可能性をかけて、抗がん剤の治療が始まりました。ほぼ同時期に元貴三四郎さんの手記に出会い、癌との戦い方やケーススタディを参考にしながら、医師とのコミュニケーションの大切さを実践しました。その結果大きかった腫瘍は約２ヶ月程度でほとんどわからないほどになり、仕事に復帰できるまでに回復することが出来ました。

腫瘍は現在も残っており、抗がん剤治療は続いてますが、腫瘍はどんどん小さくなってきています。絶望一色でどうしたら良いかも判らなかった私にとって、癌と向き合い闘う勇気の大切さを教えてくれた元貴三四郎さんの手記に出会えたことは、幸運でした。少しでも他の患者さんの力になれたらと、現在までの途中経過を報告させていただきます。

昨年の6月、体調を崩し病院で診断を受ける機会がありました。その時に、肺癌の疑いを医師に宣告されました。その後、精密検査を行ったところ、進行性の早い肺がんに間違いがないということがわかりました。まさか、自分が癌を告知されるとは思いもよらなかったので、気が動転してしまい何も手がつかない状態に陥りました。 医者の云う言葉は、専門用語が多くて、正直不安でいっぱいでした。

私の場合は手術の必要があるといわれました。検査の結果を待たなければ詳しいことは分かりませんが、命に関わる問題だと云うことだけは、はっきりと判りました。 自分の切実な問題から逃げる訳には逝かず、どうしたら良いのか？思い悩んでいたところ、偶然にも元貴さんの手記に出会いました。

まさに納得できる内容なので、私の意識が一変したのです。詳しい病状を知れば自分が不安に押しつぶされてしまうのではないかと、平静を装って現実から目をそらしていたのですが、家族の為にも素直に癌と向き合い、癌と闘う姿勢こそが、まず大切なのだと云うことをこの手記から学ぶことができました。「患者としての心得」というものがあるとすれば、それはまさにこの手記の中にこそ、あると思いました。 本当にありがとうございました。

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